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14min2019 APR 8
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今日、紹介するのは 『不平等論―格差は悪なのか?』 ハリー・G・フランクファート https://www.amazon.co.jp/dp/4480843116/ これからの社會と人間を考えるために役立つ、一般向けの哲學書です。 最近、日本を含む、世界の各地で、経済格差が拡大しているという事実が報告され、 それについて、政治、學術、メディア等、さまざまなレベルでの議論が、さかんにおこっています。 そのきっかけの一つは、フランスの経済學者、トマ・ピケティの研究、 彼による600ページにも渡る大著『21世紀の資本』(みすず書房、2014年)が ベストセラーになったことが挙げられるでしょう。 それ以來、格差、つまり、不平等に対する道徳的な批判が、數多くかわされるようになりました。 しかし、この本のポイントは、格差や不平等それ自體は、 道徳的に悪いものではない、むしろ、そのように考えることが、 もっと根本的な問題を見えなくしてしまう、という主張にあります。 興味深いと思いませんか? この本を紹介するファシリテーター 原田 広幸 https://www.read4action.com/facilitator/detail/?id=3044

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