皆さんは普段、四字熟語など使っていますか?
お隣の國、中國では日常生活にたくさんの成語や ことわざ、慣用句があふれていて
日本語と同じだったり、違っていたり、時代と共に新しく作られたりとバリエーション豊か。
そんな表現を発音と共に紹介していきます。
ちょっとだれかに教えたくなる中國語。
気楽~にお付き合いくださいね。
《プロフィール》
中國語學習者。過去に服飾デザイナーを目指しイタリアに留學2年の後、世界の工場といわれた中國へ。上海在住4年間、現地メーカーに勤務。在外期間に10か國籍を超えるルームメイトと一つ屋根の下で暮らした経験あり。人間観察が好き。
中國語通訳案內士資格保持。
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ブログから試験問題にチャレンジ!→ https://ameblo.jp/meihe634/
第15回 胸有成竹 (胸中に成竹あり) xiōng yǒu chéng zhú【意味】ある事をするにあたって、あらかじめ成功する見込みのあること【出典】文與可畫篔簹谷偃竹記 (ぶんよかうんとうこくのえんちくをえがくのき)【著者】蘇軾(そしょく)
第14回 朝三暮四 (ちょうさんぼし)xiōng yǒu chéng zhú【意味】言葉や態度がころころと変わって當てにならないこと、移り気なこと。【出典】荘子(そうじ)・斉物論 【著者】荘子(そうし)
皆さんが誰かを呼び止めたい時は「すみません!」と聲をかけるのではないでしょうか?中國では知らない相手に聲をかける時、例えば、若い女性に聲をかける場合、かわいいお嬢さん、お姉さんという意味の・小姐姐 ( xiaojiejie) が今流行っています。・美女(měinǚ)という呼び方もあります。( 以前、女性の呼びかけといえば、小姐 xiaojieでしたが、水商売の女性を指すこともあり、今ではそのまま呼びかけに使われることは少なくなりました。)※ 「~さん」の敬稱としては職場でも使われています。例:李さん「李小姐」もし自分より目上の女性であれば・女士(nǚshì)一番丁寧。尊敬の念も表せます。もっと親しく、おばさん!と呼びかけたい時は・ 阿姨(āyí)(年齢は自分の母と同世代ぐらい)※もし相手が獨身と分かっているなら、お姉さん・姐姐 (jiě jie)もおススメです。(女性はいつでも年齢よりも若く呼びかけるのがポイントです。)仕事をされている方なら、その職種で呼びますが・教師 老師(lǎoshī')・醫者 醫生 (yīshēng)もうたくさんあって分からない!という方はシンプルに。你好! ( nǐhǎo)と聲をかけましょう!勇気を出して、大きな聲で言いま...
第12回 百聞不如一見 (百聞は一見に如かず) bǎi wén bù rú yī jiàn【意味】人から何度も聞くよりも、一度自分の目で見るほうが確かである【出典】漢書・趙充國伝 【著者】班彪・班固・(補作 班昭・馬続)
第11回 一鳴驚人 (一鳴驚人・鳴かず飛ばず)yī míng jīng rén【意味】ふだん目立たない人が、いったん何かを行えば人を驚かせるような成果をあげること【出典】史記・滑稽列伝(楚世家)【著者】司馬遷
第10回 語順が逆の単語日本と中國、共通するのは漢字を使っていることですが、その漢字の熟語・単語が一見同じようで、語順が逆のものがたくさんあるんです。今日はそんな、語順が逆の単語をまとめてご紹介します。日本語-中國語-発音記號紹介-介紹-jièshào平和-和平- hépíng 草花-花草-huācǎo商工業-工商業-gōngshāngyè (中國工商銀行)遅延-延遲- yánchí胃腸-腸胃-chángwèi詐欺-欺詐- qīzhà名探偵コナン-名偵探柯南- míng zhēntàn kēnán良妻賢母- 賢妻良母 - xián qīliáng mǔ中國にも逆順語彙として知られていて、「良き妻」を求める日本人と「賢い妻」を求める中國人。考え方の違いが表れているとネット記事で紹介されています。
第9回 有始有終 (有始有終)yǒu shǐ yǒu zhōng【意味】 終始一貫している【出典】論語・子張
第8回 數一數二 shǔyīshǔ'èr 【意味】 「一、二に數えられる、一、二を爭う」程度が突出した、トップクラスであること。【出典】紅樓夢Hónglóumèng ( 紅樓夢 /こうろうむ)【數一數二を使った記事・リンク】https://baijiahao.baidu.com/s?id=1667110272689409839&wfr=spider&for=pc亞洲規模數一數二高鐵站,面積是天安門廣場的5倍,就在中國江蘇【訳】アジア規模1、2を爭う中國高速鉄道駅、面積は天安門広場の5倍、江蘇(省)にあり
第7回 畫龍點睛 huàlóngdiǎnjīng (畫竜點睛・がりょうてんせい)【意味】 一番重要な部分を最後に付け加え、物事を完成させること、ほんの少し手を加えることで全體が引き立つこと。【故事】 中國の南北朝時代、梁(りょう)の絵師、張僧繇(ちょうそうよう)が、お寺の壁に4匹の竜の絵を描きましたが、睛(ひとみ)が描かれていません。何故かと尋ねると「睛を入れると飛び去るからだ」と言うのです。しかしそんな話は誰も信じません。仕方がなく、2匹の竜に睛を描き入れてみせたところ、その2匹はたちまち天に昇っていきました。【出典】 歴代名畫記
第6回 人山人海 rénshānrénhǎi 黒山のひとだかり意味:人の山、人の海、黒山のひとだかり【人山人海】使用例https://twitter.com/miham22222/status/1260070153552719873?s=20https://twitter.com/miham22222/status/1260070153552719873?s=20