【特集】歴史探訪 - 東京・八王子 編7. 米軍の戦略・度重なる八王子の空襲(齊藤勉さん)
19min2021 FEB 1
詳細信息
八王子は數回空襲を受けました。一般的に想像される空襲の他に、列車への機銃掃射といったものも。そしてその裏には、米軍の週到な戦略がありました。齊藤勉さんに伺います。 齊藤勉さんプロフィール1958年八王子市生まれ。1981年、大學卒業と同時に八王子空襲記録編集員(八王子市教育委員會非常勤職員)として八王子市郷土資料館での『八王子の空襲と戦災の記録』の編集に攜わる。1985年の編集終了とともに都立府中西高校教諭となり、都立羽村高校、都立鬆が谷高校、都立南多摩高校全日制、都立東大和南高校を経て、今年度退職予定(擔當は日本史)。教職のかたわら八王子・多摩地域を中心にした戦時下の諸問題の調査研究に攜わる。対象は中島飛行機淺川地下壕、八王子空襲を中心とする多摩地區への空襲、中央本線419列車いのはなトンネル列車銃撃空襲をはじめとする小型機空襲、勤労奉仕・學徒勤労動員や女子挺身隊などの総動員政策、疎開政策など。2017年度まで新八王子市史編集専門部會近現代史部會委員として昭和10年代、占領期などの調査・執筆にあたった。 主な著書に『中央本線四一九列車空襲』(1993、のんぶる舎)、『地下秘密工場――中島飛行機淺川地下工場...