エッセンシャル出版社
8min2020 DEC 9
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本日のミライ會議は、社會派ブロガーのちきりんさんのVoicyをもとに、BOOK OFFや地域の書店について、考えてみました。 本の転売はBOOK OFFであろうとメルカリであろうと、出版社や著者には全く利益になるものではないので、喜ばしいものではありません。しかし、ちきりんさんは、BOOK OFFは過去に売れた本が並ぶイメージがあり、新刊が並べられる書店とうまくすみ分けられているのではないか、また、地方の書店がないところではBOOK OFFが書店の役割もしているから、BOOK OFFで売られるのはそこまで嫌な気持ちにはならないということをおっしゃっていました。そこから出版社として考えたことは、本屋さんがなくなったエリアへどのように書店的価値を屆けるべきかということ。 また公共の施設では、本を無料提供する図書館があります。この価値を最大限にすることによって、書店がないエリアでも知の平等性は保てるかもしれません。ただし、今の図書館の評価軸は「貸出の冊數」となっており、ベストセラーになる小説を図書館が何百冊も買い、それを貸し出し、貸出數を稼いでいるということもあります。しかし、小説などを何百冊も買う資金を減らして、他の分野の書籍を増...

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