こんにちは!段文凝です。今私は早稲田大學文學部で中國語を教えています。「段段の中國宅急便」は、來日10年になる私、段文凝が中國の“新常識”を中國語でお伝えする番組です。私はこれまで、テレビやラジオの取材で、北は北海道から南は沖縄まで、日本各地を訪ねました。それぞれの土地の魅力を知る度に、どんどん日本が好きになりました。一方最近私の週りでは、中國に関心のある日本人がどんどん増えていると感じています。中國語を學ぶ人も増えて來ています。しかし、書店に並ぶのは初級レベルの語學書ばかり。中上級者向けの教材が足りておらず、中國のネットや現地の書籍から中國の最新事情を読み取る力も、まだまだ足りていません。そこで、この番組ではできるだけ簡単な言葉で“中國の今”を紹介しながら、情報格差を埋め、ありのままの中國の最新情報を12回に分けてお屆けします。具體的には、ここ數年注目されている中國の観光地や、グルメ、ブームなどを幅広くご紹介します。私の夢は、日本と中國の架け橋になることですが、この番組を通じてその夢を葉えられたら良いなと思っています。それでは、「段段の中國宅急便」をお屆けしますので、どうぞお楽しみに...
こんにちは!段文凝です。「段段の中國宅急便」。今日のテーマは、“スマート家電”です。もし、家中の家電があなたの代わりに何でもやってくれたとしたら…?実はそんな未來はすぐそこまで來ています。たとえば中國の小米(シャオミ)社の炊飯器は、お米を入れるだけで、その種類を自動的に判斷し、最適な調理方法で炊き上げてくれます。アリババのスマートスピーカーは、話しかけるだけで空調の溫度やライトの明るさを調整してくれたり、ポットでお湯を沸かしてアラームをセットしてくれたりします。さて、中國ではこの他にどんなスマート家電あるのでしょうか。ぜひお聴きください。 你好,我是段文凝,歡迎收聽段段的中國快遞。 你有没有想象過這樣一種生活—— 當你回到家,在進入玄關的那一刻,屋里的燈就自動亮了起來。如果覺得家里溫度不夠適宜,或照明不太好,只要說句話,空調、空氣淨化器、窗簾或燈光都會為你立刻打開。 當洗衣機洗好衣服時,陽臺上的晾衣杆會自動降下來。打開窗戶,空調就會自動關閉。而當廚房的燃氣灶點火時,抽油煙機也會同時啟動。如果有電話進來,電視、音箱等設備也會悄悄地進入靜音模式。 當你出門時,所有的空調、燈光都會自動關...
こんにちは、段文凝です。今日は中國での“スマートフォン”の普及ぶりとその活用方法についてです。中國ではスマートフォンはすでに社會の隅々にいきわたり、その普及率は実に人口の7割。老人と赤ちゃん以外は、一人1臺から2臺を持っている計算になります。更に4Gのネット環境も中國全土の9割以上をカバー。以前はテレビも電話も無かった山奧の村でも、ネット通販で買い物をしたり、日本や海外のドラマを楽しんだりできるようになりました。また、最近では“ショート動畫”も大流行。ビジネスに転用されて成功する人も出てきています。どんな秘密があるのか?それでは「段段の中國宅急便」をお屆けします。ぜひお聴きください。 上期節目,我為你介紹了智能生活在中國的情況。雖然我在節目里強調過,這並不是在展望未來,而是實實在在正在發生的事,但還是有聽眾朋友感覺很吃驚,覺得中國的變化比自己想象得還要大,這到底是一件好事還是壞事。 其實我有時也會感到不安,因為我也一直生活在日本,對於中國社會的變化感受並没有那麼敏感。所以當一些新事物,或者新的流行語突然出現時,我也搞不明白,就只能像個好奇寶寶一樣不停詢問在中國的朋友們。我也擔心自己會落后...
こんにちは、段文凝です。皆さんは「知識課金」という言葉を知っていますか?実は古くからある言葉です。學校へ行くために學費を払ったり、セミナーに參加して、會費を払ったり、本を買って代金を払ったり。以前はこうしたものが知識課金と呼ばれました。お金を払わなくても得られる知識は、価値のない知識だと思われていたかもしれません。いま、「知識課金」は、主にネット上に移っています。皆さんがお聴きのこの番組も、実はその一つかも…?今中國で注目の「知識課金」にはどういうものがあるのか。それでは、「段段の中國宅急便」をお屆けします。どうぞお聴きください。 你聽說過“知識付費”這個詞語嗎? 如果你不是很關注當下中國的互聯網生態,可能會對這個詞產生誤解。 因為“知識付費”看上去並不是一個新詞語。為了學習知識而付費,這是一件再正常不過的事吧?你看,上學要交學費,參加沙龍要交會員費,買書要結賬,訂閱報刊雜志——哪怕是電子雜志,基本上也是要付費的。不用付費就能得到的知識,往往也不是什麼有價值的知識。 這些說的都没錯。但在當下的中國,“知識付費”已經變成了一個專有名詞,它專指在手機上購買一些“知識服務”。比如說,如果《段...
こんにちは、段文凝です。今日のテーマは“中華料理”です。日本の方に、“中國”と言えば何をイメージしますか?というアンケートをしたところ、8割の日本人が“中華料理”と答えたそうです。私も一人の中國人として、その評価は納得できます。“食いしん坊”は、かつては良くない意味でしたが、今ではニュートラルな言葉になっています。最近ではネットをきっかけに爆発的なブームになる“中華料理”も生まれました。その代表は何と言っても、“タピオカミルクティー”でしょう。私も、お気に入りの店がありますよ。それでは、段々の中國宅急便をお屆けします。どうぞお聴きください。(242文字) 今天我們來聊聊幾乎每個人都感興趣的話題——吃。 根據一項民意調查,當向普通日本人問起“提到‘中國’,你首先會想起什麼”時,超過80%的人都會回答——中華料理。 這就好像是在說:中國人是天下第一吃貨。作為中國人,我對這個評價,表示非常讚許。當然,“吃貨”這個詞在以前還有些貶低的意味,但如今它已經是個非常普通的中性詞了。 那麼,當中華料理遇到互聯網,會發生哪些神奇的化學反應呢?今天我們就來聊一聊中國這幾年的“網紅食品”吧。 說到這幾年紅到發紫的新食...
こんにちは、段文凝です。今日のテーマは“桜”です。桜と言えば、日本を象徴する花です。ハートの形の少しピンク色をした花びらは、見ていてとても心が癒されます。実はこの桜の花、中國でも大人気なのをご存知ですか?しかも桜を植えた総面積で見ると、中國は日本を抜いて世界一。古代の文豪・白居易、中國の元総理・週恩來も桜にまつわる詩を殘しています。なぜ中國でも桜が人気なのでしょうか?それでは、段々の中國宅急便をお屆けします。どうぞお聴きください。 櫻花是日本精神的象征,也經常被看做是日本的國花。櫻花的故事從《古事記》《萬葉集》一直流傳至今,在每個時代都被賦予過新的含義。美麗、純潔、優雅、千本櫻、花七日、櫻吹雪、聚散離别……可以說,一片小小的櫻花花瓣,卻飽含著日本千余年歷史的縮影。 許多國家在選擇國花時,會意外發生“撞衫”情況。比如韓國國花——木槿,它同時還是馬來西亞、蘇丹、瓦努阿圖和海地4個國家的象征,印度與越南都以荷花作為國花,德國和愛沙尼亞的國花都是藍色矢車菊,等等。櫻花雖然没有被日本政府官方指定為國花,但放眼全世界,如果問“櫻花是哪個國家的象征?”那麼答案只有一個,就是日本。櫻花作為日本獨一無二...
こんにちは、段文凝です。今日のテーマは“中國の動物”たちです。中國を代表する動物と言えば…きっと皆さんは「パンダ」を思い出すんじゃないでしょうか?ふっくらとした體に、可愛い白黒の模様。私もパンダが大好きです。もう一つのお気に入りは「龍」ですが、これは空想上の動物なので今回はやめておきましょう。中國には、他にどんな魅力的な動物たちがいるでしょうか?それでは、段々の中國宅急便をお屆けします。どうぞお聴きください。 如果要選出一種動物來代表日本,相信很多人會提到日本的國鳥——綠雉,或者在日本文化中有著特殊含義的錦鯉。在《忠犬八公》的故事傳遍全世界后,柴犬也逐漸成為很多外國人眼中可以代表日本的動物。 那如果提到中國,你能想到什麼動物呢? 相信絕大多數人的第一反應都是——大熊貓啊!身為一名中國人,其實我也是這樣想的。當然也會有人說是龍,不過,這種只存在於神話里的生物,今天我們就不麻煩它參加討論了。 不過,中國的面積這麼大,生物多樣性和文化多樣性都非常豐富。除了大熊貓,還有哪些動物會被中國人看成是可以代表自己的象征呢?以及,有哪些動物是只能在中國看到的呢?今天我來幫你總結一下其他幾種和中國有關的動...
こんにちは、段文凝です。今日のテーマは“旅行”です。旅行好きで知られる中國人。ある統計では、中國人が行きたい外國第一位は、なんと日本。目的はやっぱり買い物なのだそうです。私も一人の中國人として日本に暮らしていますが、年々デパートや商店に、中國人のスタッフが増えて來たなあ、と実感しています。以前と比べて買い物も楽になりました。一方、日本人の行きたい外國は…?段々の中國宅急便をお屆けします。どうぞお聴きください。 中國遊客在日本“爆買”,如今已經不是什麼新聞了。 根據日本政府觀光局的統計數據,2019年有近960萬中國大陸遊客訪問日本。根據中國旅遊業對10月“黃金週”的統計,中國遊客最喜歡去的地方仍然是日本,而主要的消費方式依然是購物。而根據中國國家統計局的報告,當前中國無論遊客人數還是購買力,都已經連續幾年排名世界第一。可想而知,這麼一個龐大的旅遊群體,會對日本的商業造成怎樣巨大的影響。 身為旅日中國人的我也深有體會。去銀座逛逛街,卻發現每家店里都有說中文的店員,真的每一家都有。我也會選擇儘量不要在中國的節假日到商業區去,哪怕是離我家很近的新宿、澀谷、池袋,因為我早已經習慣了日本平日里比較安安靜...
こんにちは、段文凝です。今日のテーマは“お正月映畫”です。中國のお正月は舊正月、いわゆる“春節”です。西暦の1月下旬から2月の上旬にあたり、その過ごし方も日本のお正月とは大きく異なります。伝統的には爆竹を鳴らし、餃子を食べ、全體的に日本のお正月よりも賑やかです。最近では、新たな習慣が一つ加わりました。それは“お正月映畫”を鑑賞することです。具體的にどんな映畫があるのでしょうか?それでは、段々の中國宅急便をお屆けします。どうぞお聴きください。 我在日本已經度過10個新年了,12月31日晚上看紅白歌合戰、零點去神社拜一拜祈求平安,也就是“初詣”、1月1日很多商場開始有福袋可以買買買……這已經成為我一年一度的生活習慣。那麼中國人在中國是怎麼過新年的呢?相信你已經知道,和日本不同,中國現在依然過春節,也就是農歷新年、舊正月,日期在1月下旬或2月上旬。春節和日本新年的習俗也有很多不同,比如放鞭炮、吃餃子,總體印象會比日本要熱鬨。除了這些自古代流傳至今的習俗,如今中國人還有一種挺特别的過年活動——看電影。 可能你會覺得奇怪,電影什麼時候不能看啊?為什麼非要在過年期間去看電影呢?原因很簡單,因為很多新電影都在這...
こんにちは、段文凝です。今日のテーマは“中國のテレビドラマ”です。中國のドラマは、最近アメリカや日本など海外のドラマの長所を取り入れて、これまでとは違った斬新な內容のものが増えてきています。いったいどんな內容のドラマが増えたのでしょうか。そして、その背景にはどんな事情があるのでしょうか?段々の中國宅急便を屆けします。どうぞお聴きください。 不知道你是否關心中國的電視劇。在我個人感受中,這些年中國電視劇是越來越好看了。 其實對於學中文的日本朋友來說,看電視劇學語言,是一個很好的輔助手段。雖然中國也有很多古裝劇、時代劇,但和日本電視劇不同的是,中國絕大部分劇集都廣泛使用標準的普通話。一個喜歡看日本大河劇的外國人,他的日語很可能會怪怪的:比如會用說不清是薩摩還是長州口音的腔調說 “承知つかまつりましてございます”。但看著中國歷史劇學漢語,就不太會出現類似的笑話。 當然,提起中國電視劇,很多人可能會想到《三國演義》這樣長達84集、動用40多萬人參演的鴻篇巨制。也有人會想到《家有兒女》這樣充滿生活氣息、令人忍俊不禁的情景喜劇。但整體來說,由於中國的電視劇產業並不發達,而且受政府政策影響太嚴重,題材單...